「歴史学と歴史論の違い。」 ニュース西海新聞社 |
「歴史学と歴史論の違い。」 |
文章 ニュース西海新聞社 主席論説員 兼 文士 坂井宏輔。
戦後、経済学や歴史学を名乗りながら、学たりえない者が多く輩出されたのではないか。
ひたすら批判ばかりを行い、揚げ足をとり、ただ資料を捜し求めるだけの机上の空論をまきちらして、
多くに害を与えたのではないか。
こうした場合、根本となる中心点が虚偽であるから、
片方の利益にしかならず、ただの冷酷性だけを発揮するだけとなった。
さて、 1、「学というのは、その分野において普遍性を見つけ出して、
その普遍性から、一定範囲において法則性を見つけ出し、
その法則性を用いて1つの方法をとるということ。」
2、「この方法により、形態、組織、小道具などが初めて登場する。
3、「しかし、この形態、組織、小道具などについては、情勢に基づいて変化させる。
つまり柔軟性だ。この柔軟性の流れは、学としての法則に沿った履行となる。
だからこれが学となる。」。
商学、経済学、物理化学、歴史学においても、同様である。
注意点としては、「多くの論説を積み上げるが、その過程の中で
論に過ぎないものを絶対視することを慎む」
学までに達するには、多くの時間と歳月を有すること、
そして理解されるまでに更なる時間を有する作業となる。」
上記のように、私は考し、位置付けています。
批判があれば検討しますので、連絡ください。
文士 坂井宏輔。
ニュース西海新聞社1992年発刊
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