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 近代化遺産を巡る特別講座―無料                                       
主催・国土交通省九州運輸局

現在の豊かさに達するまでに、どれだけ労したことか。
私の知人の大島さんの弟は、八幡製鉄所で高炉の作業中に溶けた鉄鉱石を浴びて死んだ。

近代化だ。遅れをとってしまった日本。
そのために、明治・大正・昭和と列強世界を相手に、全力でがんばった人達がいた。
彼らの多くは、ちゃんと遅れをとっていたことを理解していた。本当は江戸期のための遅れだ。
「世のため」が口ぐせで、重い物も、日夜の作業も、人力で担ぎあげていた。

世界史に参加するとは何か、豊かさの原点とは何か。閉塞する日本人へ、それを垣間見る試みの講座である。

日本の近代化に大きな役割をはたした九州。その足跡をさぐり、これからに活かす・・・。
大人にも子供にも分かりやすい公開塾が開かれる。3月22日。 午後1時より。
近代遺産の魅力について楽しく授業形式にて解説します。


会場 オランダ坂の上にある「活水学院本館  大講堂 」
場所 長崎県長崎市東山手町1-50
講座名「九州・へりテージ」

開催日時 3月22日水曜日 12時30分受付開始 13時開講
無料、
主催・国土交通省九州運輸局



イベント内容

講演時間 内容 講師
5分 近代化遺産とはってなんだろう 塾長・九州運輸局企画振興部長 蝦名邦晴
20分 美しく、誇り高く、心優しい遺産を求めて 砂田光紀解説員
30分 新しい日本をつくった幕末のヒーロー 尚古集成館 寺尾美保
休憩10分
20分映画 炭鉱電車が走る町 20分作品
30分 大牟田の近代化遺産ー炭鉱歴史を生かすまちづくり 大牟田市企画振興課、中村珠美
休憩10分
30分 美しき近代の建物たち―近代化を支えた九州の建築 鹿児島大学名誉教授・土田充義
1時間

16時から
周辺散策―長崎山手の近代遺産を歩く 雨天は中止なります。

校門の守衛さんに「九州・へりテージ参加」とお伝え下さい。

問い合わせは、
オフィース フィールドノート
福岡県福岡市博多区博多駅東1丁目1番25-403号
電話092―477―1971


上記、記事編集責任は、ニュース西海新聞社の坂井宏輔です。

本紙概要

ニュース西海新聞社1992年発刊 
月刊
主な部署  論説部、政治部、社会部、知的所有権部、娯楽部、印刷部
長崎県佐世保市権常寺町279−6 
電話0956−38−6208
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